秋田県にありますが、十和田湖や青森県の奥入瀬渓流にほど近く、旅行サイトでも青森県カテゴリーに位置する「十和田湖畔温泉 とわだこ賑山亭」は囲炉裏を囲んで食べる名物炉端焼きや地元の鍋が自慢のお宿です。
エントランス
十和田湖から進みほとなく黄土色をした大きい建物が見えてきます。


建物の中に入ると、すぐフロント。奥に吹き抜けのロビーと売店がありました。
大雨で足元が悪く靴が濡れたため、乾かしたい旨伝えると、快くボイラー室で乾かしてくれるのでお願いしました。
チェックインを、済ませお部屋に向かいます。


廊下にはウォーターサーバーがありいつでも自由に水が飲めたり、あとはプラスチックボックスにサイズごとの浴衣が入っているので、宿の人にサイズを伝える煩わしさがないのがいいと思いました。
お部屋

お部屋はシンプルな和室で、ほっこりしますね。

お部屋の窓から広がる光景
この奥に十和田湖があります。

洗面所とセパレートタイプのお風呂
バスタオルやタオルは室内のものを大浴場へ持っていくスタイルです。

茶菓子は種無し梅と、名前はわからないけどきな粉と砂糖を固めたようなもので、どちらも微妙だったというのが正直な感想。
お風呂
泉質はナトリウム・カルシウム・硫酸塩、塩化物、炭酸水素塩泉で無色無臭の温泉です。源泉かけ流しではなかったところが残念なところ。

浴室は内風呂のみですが、窓から庭が見えます。(とわだこ賑山亭のホームページより)
食事

食事は朝夕ともに囲炉裏のある食堂でいただきます。
目の前に舞台があったので宿の方に聞いたところ、修学旅行の時や正月明けの時に使用されるとのことでした。
夕食

食堂よこには、ホタテ水槽もありお客さんがやってきたらそこからホタテを取り出す姿が見えました。

さて、お楽しみの夕食タイムです。すでに食事している方たちもいて会場内が炉端焼きの匂いが充満していて食欲をそそります。

前菜左から、たこわさ、ママカリの酢の物、山椒か何かの葉の佃煮、いぶりがっこと紫蘇巻き大根、キノコ和えもの。
秋田県の漬物であるいぶりがっこを40数年生きてきて初めて食べましたが、歯触りがよく燻製の風味が口の中に広がりおいしかったです。
あと、キノコの和え物ですが何かの木の実ソースで和えてたと思うのですがクリーミーでおいしくいただきました。

サーモンとイカのカルパッチョ
チビチビと前菜を食べてる間に、宿の方が目の前の炉端で素材を焼いてくれます。



宿の方が明るく楽しい雰囲気で食材の説明をしてくれながら目の前で焼いてくれるので、ウキウキした気分で食事を楽しむことができました。
焼き具合を見ながらひっくり返しながら、食べ頃を見計らってお皿にのせてくれます。
炭火で焼かれているので、海鮮や野菜や肉などどの素材もおいしかったのですが、特においしかったのが地元で生産されている桃豚でジューシーで臭みがなくてとてもおいしかったです。
あと、鳥の手羽先が手羽めんたいでしてうれしい驚きでした。

秋田名物きりたんぽ鍋
目の前の炭火できりたんぽを焼いてくれて、鍋の中に入れてくれます。鍋の中には比内地鶏も入っていてしっかりとした醤油風味の出汁に鳥や野菜の味もしみ込んでいておいしくいただきました。
予約時にきりたんぽ鍋か青森県名物のせんべい汁が選べますが、特に選択がなければきりたんぽ鍋になります。

デザートのリンゴのシャーベット
海や山の幸をたっぷり堪能したあとに食べるシャーベットは口の中がさっぱりとして料理の締めくくりにぴったりでした。
朝食

朝食の和定食
昨日、たくさんの食事が出てきたので、多すぎず少なすぎずちょうどいい量でしたし、ごはんや味噌汁、お茶や牛乳などは自由にとることができたのでよかったです。
朝食後、ロビーのところでセルフサービスで頂けるコーヒーが準備されていたのがうれしいポイントでした。
感想
温泉は特にこれというのはなかったのですが、炉端焼きの食事に満足したし、きりたんぽ鍋やいぶりがっこなど、ほぼ青森県に近い場所で秋田県の名物が堪能できたので大満足でした。
あと、感じたのは宿の人が明るくて雰囲気がよいと思ったのと、宿を出るときに写真を撮ってもらったのですが、いいポイントで写真を撮ってほしいからと雨が降っていたにも関わらず、そのポイントで写真を撮ってもらったのがありがたかったです。いうことで、アイキャッチ画像に使用させてもらってます。
まとめ
とわだこ賑山亭とはこんなところ
- 十和田湖畔温泉がある
- 明るく活気のある会場で名物炉端焼きと秋田県の名物が味わえる食事が自慢
- ほどよくセルフサービスも入り混じっており気を使わなくていい
- 明るく、人柄がよい感じの接客の宿
以上
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